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効果的なチラシの作り方とは? 制作の具体的な流れと制作時のコツ3つ

更新日:2023/02/08

効果的なチラシの作り方とは? 制作の具体的な流れと制作時のコツ3つ

販促や集客に効果的なツールの1つに、チラシがあります。

近年ではインターネットでの宣伝・集客が増えてはいますが、紙のチラシによる影響力は依然として大きく、あなどることはできません。

しかしチラシを作ったことがないし、一体どのような点に気を付ければいいの? そんな悩みを持つ方もいるでしょう。

そのため、ここではチラシの作り方や全体の流れ、制作時のコツなどを紹介します。

イメージ通りのチラシを作ってしっかり目的を果たすため、ぜひ参考にしてください。

チラシの作り方の流れ

チラシの作り方の流れをみていきましょう。すべきことから順に並べると、以下のようになります。

  • 企画
  • 準備
  • 制作
  • 印刷

それぞれの詳細を、順番に説明します。

企画

企画をしっかり立てるかどうかが、チラシの効果に影響します。

どのような内容にするのか、誰にどんな情報を届けたいのかを明確に決め、それに沿ったチラシを作らなくてはなりません。

伝えたいことを考え、情報を整理しましょう。

ターゲットとチラシの目的の確立

「ターゲット=誰に伝えたいか」「目的=どうなってほしいか」を確立します。

たとえば自分でカフェを開いている人は、カフェが好きな人や気軽にお茶を飲みたい人、またはゆっくり過ごせる場所を求めている人がターゲットになるでしょう。

目的は、その人たちにお店に来てもらうこと。そしてサービスを提供し、口コミで良い評価をもらったり常連のお客さんになってもらったりすることです。

ターゲットの中でも「クラシックな雰囲気が好きな人」や「カジュアルな雰囲気が好きな人」などいろいろな方がいます。その詳細までを考え、自分のお店に来たいと思ってくれる人物像を練り上げましょう。

その人物像の心に訴えかける、好奇心を刺激するチラシを作れば良いのです。

ここで便利なのが「5W1H」。以下のすべてを埋めれば、自動的にチラシに載せるべき内容が決まります。

  • When(いつ):イベント実施期間、営業時間など
  • Where(どこで):店舗やイベント会場などの場所
  • Who(だれが):どんな人かの詳細
  • What(なにを):業務やイベント内容など
  • Why(なぜ):イベントの目的など
  • How(どのように):アクセスやサービスの利用方法
チラシを見た人が興味を持っても、情報が欠けていれば販促・集客は難しいでしょう。企画の段階でこれらを決めておくことが重要です。

準備

続いては制作準備に入ります。

ターゲットと目的を決めたら、それに従って必要なものを集めましょう。まずは必要な情報を集めること、これが制作をスムーズに進めるポイントになります。

たとえば写真、文章、地図、イラスト、キャッチコピーなどです。

何をどこに配置してどれだけの情報を入れ込むかを、大まかでよいので決めておきます。これをすることで、制作途中での変更や追加などをなくすのです。

デザインに必要な素材を集める

知らせたいサービスや物の内容に関する写真やイラスト素材を集めましょう。

人が目から得る情報量はとても多いものです。商品そのものやサービスを連想させる写真などを載せることで、チラシを見る人の理解が早まります。

タイトル・キャッチコピー・テキスト情報を作成する

キャッチコピーはサービスや商品の魅力を伝えるものです。シンプルかつ簡潔に、たった数文字で伝える必要があるため、難しく感じるかもしれません。

しかし、大切なことは魅力が伝わるかどうかです。あまり複雑に考えず、内容が分かりやすくて目立つような言葉を紙に書き出してみましょう。

お店やイベント会場の住所・電話番号、営業(開催)時間などは文章にして、Wordやメモ帳に書き留めておくのがおすすめです。

チラシを作るときにはそこからコピーして、最適な場所にペーストしていきます。

イラスト・写真をそろえる

イラストや写真はできるだけテイストや雰囲気が似通ったものを選ぶと、見た目に統一感が出ます。

素材は自分でオリジナルなものを用意するほか、無料もしくは有料で使える写真やイラストサイトも利用可能です。

自分で写真を撮るさいに気を付けたいことは、明るさ。光が不足すると目を引かないうえ、魅力も減ってしまいます。

制作

素材や文章、情報がすべてそろったら、レイアウトを作成していきましょう。

レイアウトはチラシの設計図。魅力的なチラシになるかどうかは、レイアウトの出来に左右されます。

レイアウトを作成する

まずは大まかに作ったラフレイアウトに沿って、実際に素材を配置してみます。全体をみて、バランスを考えながら素材を動かしてください。

いきなりインターネット上で作るのではなく、紙とペンを用意して書き込みながらまとめる方法がおすすめです。余白を残しつつ、いろんなパターンで効果的に見える配置を作ってみましょう。

どうやってもしっくりしないという方は、ブロックごとに情報を分けて整理してみてください。

たとえば、以下のように分けます。

  • ブロック①:タイトルやキャッチコピーなどの部分
  • ブロック②:サービスの写真やイラスト部分
  • ブロック③:説明や情報部分

このようにすると情報が整理され、見た目にもスッキリしてくるはずです。

デザインソフトでチラシを作る

レイアウトが決まれば、デザインソフトで実際にチラシを作っていきましょう。

プロはさまざまなソフトを使ってデザインしますが、インターネットにはデザインの初心者でも簡単に扱えるデザインソフトがたくさんあります。

どうしてもチラシのレイアウトが難しい場合には、デザインソフトの無料でダウンロードできるテンプレートを活用するのも1つの方法でしょう。
自分が用意した素材や情報を入れ込んでいけば、時間をかけずにデザインが出来上がります。

こちらの記事もあわせてお読みください。
コラム27
チラシにおける句読点のコツは?基本とチラシならではのコツを紹介!

コラム30
見やすいチラシの作り方のポイントは?見やすいチラシのコツを紹介

印刷

デザインが完了したら、最後は印刷です。

印刷には印刷会社へ依頼する方法と、自宅やコンビニエンスストアのプリンターを使って印刷する方法があります。

予算や希望する品質にもよりますが、100枚以上のチラシ印刷であれば専門の会社への依頼がおすすめです。

印刷会社に依頼

印刷会社に依頼する場合は、最低印刷枚数を確認してからにしましょう。多くの場合、100枚以上でサービスを受けられます。

金額は会社によって違うため、自分が何を優先したいのかを決めて選ぶようにしてください。優先するのは品質か、費用か、スピードなのか。

とはいえ、品質は自宅のプリンターと比べるとやはり専門会社の方が上です。そのため、品質は譲れないという方は印刷会社へ依頼することをおすすめします。 現在は、インターネットで何でもできる時代。チラシ印刷も見積から納品までをインターネットで完了できるサービスもあるので、家から一歩も出ずにチラシ作りを完成させられます。

なお、印刷を依頼するさいにはデザインデータをPDF化しての入稿が良いでしょう。確認作業がスムーズになるので、トラブルが発生しにくくなります。

▽こちらの記事では、印刷通販を行う方向けに紹介した記事です。
コラム16
印刷通販を利用することのメリットは?注意点も併せて解説

コラム17
印刷通販と印刷会社の違いはなに?

自宅のプリンターやプリントサービスを利用

枚数にもよりますが、多くの場合でコストや時間がかからないのは自力でする方法。作ったデザインをダウンロードし、自宅のプリンターで印刷しましょう。

ただし高品質を望むのであればトナーが消耗するため、予備のトナーカートリッジを準備しておいてください。

コンビニエンスストアで印刷する場合にはUSBにデータを保存して持ち込むか、インターネットサービスを使ってデータを転送しておくかの方法があります。

枚数が多ければ印刷には時間がかかるため、混雑する時間帯を避けて利用するようにしましょう。

チラシのデザインのコツ3つ

チラシをデザインするには、いくつかのコツがあります。代表的なものをみてみましょう。

  • 情報の優先順位を決める
  • 目を引くチラシを参考にする
  • 内容とデザインの雰囲気を合わせる

集めた情報はできるだけ盛り込む必要がありますが、それでもごちゃごちゃしてしまうのはNGです。

優先順位をつけ、特に強調したいものとそうでないものは分けて配置しましょう。

また、他にチラシをいろいろと見て、自分が気に入ったものや一際目を引くものはとっておいてください。競合店のチラシであればなお良いでしょう。

そのデザインのレイアウトや素材、キャッチコピーなどを作成時に参考にします。目を引くチラシと比べながら自分ならどうするかと考えることで、オリジナルかつ魅力的なデザインが出来上がるはずです。

また、内容とデザインの雰囲気を合わせることも大切。

たとえばカジュアルでシンプルな傘を売りたいとします。それなのに、できたチラシは高級感溢れるデザイン。そうなると商品に対して雰囲気がちぐはぐで、見た人を混乱させてしまうでしょう。

雰囲気を合わせることで、チラシのデザインはより活きるのです。

レイアウト・配色はシンプルが良い

デザイナーでない人がチラシのデザインを考えるとき、最も大切にしたいのは「シンプルイズベスト」の言葉。

必要なことを分かりやすくまとめ、そのすべてが見ている人に伝わるのがベストです。

そのため、レイアウトや配色はシンプルが基本。色や情報を詰め込みすぎて見にくくならないように注意しましょう。

デザインは、チラシを手に取った人の好奇心を刺激し、続きを読みたくさせるような仕掛けです。文字に強弱をつけて装飾し、写真やイラストを使って興味関心を沸き立たせましょう。

>>>関連記事:コラム34
フライヤーの用紙の種類・厚みと選び方を紹介

チラシを作るには準備が大切! 順番ごとにしっかり進めよう

チラシの作り方はさほど難しいものではありません。必要なものを集め、ブロックごとに分けて配置を決め、装飾をしてデザインを完成させます。

そのさいに気を付けることは、情報を詰め込みすぎないこととシンプルを意識すること。必要な情報は入れなければなりませんが、レイアウトを工夫し、複雑で読みにくいチラシにならないようにしましょう。

チラシの印刷は自力ですればコスト、時間共に短縮できますが、失敗のリスクが増えるうえに品質はさほど良くありません。鮮やかなカラーで目を引きたい場合には、印刷会社へ依頼するのがおすすめです。

プリントダップは印刷の専門会社。見積から印刷完了までのすべてをインターネットで完結させられます。自社工場をもっているため、迅速に高品質なチラシ印刷が可能です。

チラシ印刷のコスト・サポート面で悩みがある方は、プリントダップにどうぞご相談ください。
フライヤー・チラシ印刷プリントダップ」について詳しく見る。

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